渋温泉周辺の観光地5選!ドライブにもぴったりなおすすめの観光地を紹介します。【長野県の観光地紹介】
渋温泉周辺の観光地と言えば、海外でも有名なスノーモンキーの地獄谷野猿公苑がありますが、それ以外にも楽しめる観光地があったのでご紹介します。
小布施のグルメ、他の人に教えたくない北志賀のお蕎麦屋さんもご紹介!
車で片道30分以内!気軽に行ける観光地。
まずは、渋温泉から徒歩または車で片道30分以内で行ける、
近場の観光地を3カ所ご紹介いたします。
渋温泉街/九湯めぐり
渋温泉の温泉街。
渋温泉は、1300年も昔に行基により開湯されたといわれる温泉地。
その歴史を表すかのように、温泉街も非常にレトロな雰囲気が漂っています。
街をそぞろ歩きするだけでも、日常とは違う景色に目を奪われることでしょう。
さて、ここのおすすめはもちろん「九湯めぐり」!
この温泉街には、渋温泉に宿泊した人や地元住民しか入れない九つの外湯があります。
(9番大湯のみ宿泊していなくても入浴可能)
9つの湯はそれぞれ源泉や効能、成り立ちが異なっており、種類の異なる様々な温泉に浸かることが可能です。
一点注意してほしいこととしては、この9つは全て源泉かけ流し。
渋の源泉は50~98度の超高温、そのまま入ろうとしたらとにかく熱い!
本当にやけどしてしまいそうなくらい熱いです!手を1秒浸すのがやっと。加水して入浴されることをオススメします。
九湯すべてに入浴しましたが、個人的なオススメは、5番湯「松の湯」。
ここの泉質がすごくとろとろしてて、お肌に良いです。個人的には、美肌の湯と言われる6番湯「目薬の湯」よりお肌に効きました。湯上りのお肌が全然違います。
あとは7番湯、8番湯も似た感じで、とろとろしていて好きです。
その他、ここは温泉まんじゅうも有名で、何軒も店が出ています。いくつかか食べましたが、一番美味しかったのは『羽田甘精堂』。
皮がふわふわであんもちょうどよい甘さ。絶妙なバランスの温泉まんじゅうでした。
ちなみに場所はここです↓
地獄谷野猿公苑
雪景色の中温泉にゆっくり浸かって気持ちよさげな猿の写真、皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
その「温泉に入浴する猿」をみることができるのが、ここ地獄谷にある野猿公苑。世界で唯一ここでしかみられない景色です。
海外でも「スノーモンキー」の名で有名となっており、多くの観光客が訪れます。
渋温泉からは車で15分ほど。
入園すると、
猿。
猿。
猿。
そこら中お猿さんだらけ。猿の楽園です。
人間がいたってお構いなし。奔放に自由に活動しています。
この日は初夏。蒸し暑く、さすがに温泉に入るお猿さんはいません。
その元気さと言いますか、自由さになんだかほっこり。
見ているだけでも癒されます。
お猿さんは実に豊かな、時として人間を思わせるような、様々な表情を見せてくれます。
また、写真撮影スポットとしても密かに人気がある場所です。
入園料、大人一人800円。
場所はここです↓
駐車場は地獄谷駐車場と野猿公苑専用駐車場の2カ所。
地獄谷駐車場までの道はかなり狭い山道なので運転は注意が必要です。
ただし駐車場から公苑入口まではこちらの方が近く、徒歩10分弱で到着します。
有料駐車場で500円。
一方、野猿公苑専用駐車場は通行しやすい道ですが、野猿公苑からは少し遠く、駐車場から公苑入口まで30分程度歩きます。ただしこちらは無料駐車場です。
秋などお猿さんがいない季節もあるようなので、訪れる前には必ず公式サイトをCHECK↓
北志賀高原
渋温泉から車で20~30分ほどの場所にある高原。
ロープウェイで高原まで登って行きます。
冬はスキー場としても運営されているようですね。
北志賀高原からの景色!風が吹き抜けて気持ちのいい場所です。
場合によっては雲海を見られることもあるようです。この日は雲海とまではいきませんが、雲と大地のと山のコントラストが美しい景色です。
小さなテラスも設置してあって、ゆっくり景色も眺めることができます
空気が綺麗でリフレッシュ。
なおここにはカフェも設置しており、コーヒーを飲みながらのんびり、なんてこともできます。
非常に気持ちの良い場所で、いつまでもゆっくりできるような場所です。
自然に触れられる北志賀高原、オススメです。
場所はこちら↓
ここが駐車場で、すぐそばにロープウェイ乗り場があります。
往復大人一人2500円。
ちょっとお高めですが、たまには高原に行ってみると気分転換になりますよ。
北志賀家電そば部
他の人に教えたくない場所part1。
お昼ご飯にお蕎麦屋さんを探していてたまたま見つけました。運よく1日限定10食にありつくことができました。
これまで食べた蕎麦の中でも最高クラスにお蕎麦の香りが広がり、サービスのナスの揚げびたしが最高に美味しく、ナス嫌いの私でも美味しく頂くことができました。
渋温泉、小布施に来た際はまた行きます。
↓がお店のwebページ。どうりでいろいろな拘りがあるようです。
アクセス
車で30分以上!のんびりドライブしながら行ける場所。
小布施
「栗と花と北斎の町」がキャッチコピーの小布施町。車でちょうど30分くらい。
特に栗が有名で、多くの老舗栗菓子専門店が軒を連ねています。
今回は定番のお店+本当に美味しいおすすめのお店をご紹介させていただきます。
個人的には栗大好き、小布施大好きなので、本当におすすめのお店をご紹介させていただきます。
王道!栗菓子の老舗「小布施堂」
小布施の栗菓子専門店の中でも一線を画す存在であるのがこの小布施堂。
その栗菓子の栗は上品なコクと香りがあり、他の栗とは一味違います。
おすすめのお菓子は、栗本来の味が楽しめる「栗鹿の子」。
もったりした栗あんと、ほどよい甘さの栗の甘露煮がとても美味しい逸品です。
またこの小布施堂で一番有名なので、新栗の季節(9月~10月)のみ食べることのできる、
「栗の点心 朱雀」。
新栗をふんだんにつかった、ほぼ栗だけを使ったお菓子です。
モンブランのような見た目ですが、モンブランにあらず。中には生クリームやスポンジなどの栗以外のものは一切入っていません。中にあるのは栗あんのみ。
まさに本物の栗菓子といったところで、栗菓子の頂点と言っても過言ではありません。
ちなみに新栗の季節以外では「モンブラン朱雀」をとなりのカフェ「えんとつ」で食べることができます。
こちらは「モンブラン」というだけあって、中にはスポンジやクリームがふんだんに使用されており、もう少しライトな、「栗菓子」というよりは「ケーキ」に近いスイーツです。
もちろんこちらも非常に美味しいので是非試してみてくださいね。
アクセス
定番中の定番!栗おこわが美味しい「竹風堂」
栗おこわが有名な「竹風堂」。
レストランが併設されており、そこで栗おこわを食べることができます。
お昼時なんかは本当に2時間待ちになるほどの人気。
もち米がもっちもち。栗の甘露煮がほくほくで、甘すぎずちょうど良い甘さになっていて、もち米と栗のバランス完璧。
甘いご飯なんて…と思う方も多いと思いますが、そんな方にも是非たべてみてもらいたいです。
甘いんだけどデザートのような甘さとは違う、デザートでもご飯でもない、唯一無二の存在。
これ本当に大好きなんです。行くと必ず買います。
お持ち帰り用の栗おこわもあります。
小布施随一の人気を誇る『桜井甘精堂』
こちらも超人気店。桜井甘精堂さんです。
ここの人気は一口ようかん!気軽にたべられるサイズの栗羊羹がとても人気です。バラマキ用にもぴったり。
また、栗菓子のパッケージが可愛らしいことでも有名。
(画像は公式サイトよりお借りさせて頂きました。)
レトロで遊び心もあってかわいいですよね。小布施堂はどちらかというと和モダンで侘び寂びの効いたおしゃれという感じですが、ここのはレトロかわいいパッケージ。センスが光ります。
あとは食べ歩きメニューも充実していて、「おぶせのおやつ」だったり栗のソフトクリームがあったり。いつも人でにぎわっています。
ちなみにここにもお持ち帰り用の栗おこわがあります!
こちらの栗おこわも美味しいですよ!
本当は教えたくない名店part2。おいしいおやきのお店「信濃製菓小布施店」
ここのおやきはほんっとうにおいしいです。他人に教えたくないくらい、おいしい。
おやきって結構ぱんみたいな生地の、分厚くてふわふわ、そしてパサパサぱさのものが多いじゃないですか。
でもここのおやきは皮が薄い!そしてしっとりもちもちですんごくおいしいんです!もちろん皮だけじゃない、中身の具も本当にびっくりするくらいおいしいんです。
特におすすめなのはやっぱり野沢菜。
野沢菜のあの独特の風味と、甘しょっぱいような味付けが最高。で、もう何個でも食べられちゃう。ここよりおいしいおやきはなかなかないのでは?と思っています。
ちなみに小布施の他は長野市にも1店舗あります。
小布施に来たら栗だけじゃなく、是非ここのおやきもどうぞ!
栗だけじゃない!珍しい発芽蕎麦を使用するお蕎麦屋さん「手打ち百藝おぶせ」
繁華街からは少し離れた、住宅街にある蕎麦屋。
ここの名物は発芽そば。右側のおそばです。
独特のもっちりした食感と、香ばしいそばの実香りが特徴的なおそばです。
上品というよりはちょっとあらっぽさがありますが、蕎麦の実を食べているかのような香り。 癖になる味わいのお蕎麦です。
ちなみに左側のそばは真っ白な更科そば。こちらも美味しいです。
しょっぱいものが食べたくなったら是非こちらへ!
志賀高原へ至る道/国道最高地点
志賀高原へ至る道と、途中にある国道最高地点。
志賀高原は自体はスキー場として有名ですが、そこへ続く道のりがとてもおすすめ。
「浅間・白根・志賀さわやか街道」とも呼ばれる、国道292号線。
道自体は国道でありながら、片道1車線の割と狭めの道。くねくねとした山道をひた走ります。
そうすると、
こんな景色を目の当たりにします。黄色くなっている部分は全て硫黄。このあたりは常に硫黄の匂いが立ち込めています。
写真ではうまく色が反映されていませんが、実際見てみると写真よりもっともっと色が濃く、眼前にこの景色が一面に広がり、はっと息をのむような、急に遠い異国に来たかのような。
日本とは思えないような場所です。
そして山なので眺めが非常にいいです!
この時はあまりにも曇天ですが、天気がいいときっともっともっと素晴らしい景色になるでしょう。
こんないい景色のなかドライブすると気分もリフレッシュ、いいドライブになると思います!
そして、途中に「国道最高地点」が存在します。
眺めもいいはずですが、少々霧が出てしまっています。
そう、ここの道は眺めがよく素晴らしいのですが、山道なので霧がでてしまうことがよくあります。霧が出ちゃうと、もう本当に何も見えません。
せっかく行っても何も見えない可能性もあることは念頭に置いておいてくださいね。
さいごに
渋温泉から気軽に行ける場所。いかがでしたでしょうか。
栗の名産地であったり、動物が見られる場所だったり、素晴らしいドライブルートであったり。
バリエーション豊かな観光地が目白押し。
是非、時間が余った時にはいってみてくださいね!
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