車で旅する、世界を巡る。

旅行×車×食な感じ。

【アジアNo.1ビーチ!?】おすすめ穴場ビーチリゾート!ミャンマーのンガパリビーチリゾートはまったりバカンスにぴったり!【NGAPALI beach】

f:id:voyageenvoiture:20200912175708j:plain

こんにちは。今回は、ミャンマーの超おすすめ穴場リゾート、ンガパリ(NGAPALI)リゾートの見どころをご紹介いたします。

 

ミャンマーといえば、バガン遺跡やインレー湖など、砂っぽい感じやジャングルのようなイメージが強く、あまりビーチリゾートがあるようなイメージはないですよね。

でもここミャンマーにはかつてアジアNo.1のビーチに選ばれたこともあるというビーチリゾート、「ンガパリビーチ」が存在するのです!

あまり日本での知名度も高くなく、観光客も少なめな超穴場ビーチリゾート。

アジアらしい素朴で素敵なリゾート地の「ンガパリビーチ」をご紹介いたします!

 

※この記事は2019年12月~2020年1月時点の情報です。

感染症の蔓延、及びミャンマー国内で発生したクーデター、それに伴うデモの発生などによりミャンマー国内の状況は短期間で大きく変化している可能性があります。常に最新の情報を得るように心がけてください。

 

ンガパリについて。どこにあるの?なんで「ンガパリ」なの?

まずはンガパリについて簡単に紹介します。

ンガパリはミャンマー西部に位置するビーチの名前です。ラカイン州に属しています。

位置はこのあたり。

f:id:voyageenvoiture:20200901072025p:plain

ヤンゴンとンガパリの位置 @OpenStreetMap

ガンジス川が流れ込んでいることで有名なベンガル湾に面しています。

ヤンゴンからは飛行機で1時間程度。

(一応、ガンジス川の河口(正確にはMeghna riverの河口)から約500km離れています)

 

リゾートとしては大きく3箇所に分かれています。

北側ののんびりしたエリアと、中央&南側のちょっと賑やかなエリア。

f:id:voyageenvoiture:20200902071318p:plain

ンガパリビーチのエリア @OpenStreetMap

「ンガパリビーチ」と呼ばれるのは南側に位置するビーチの名称

中央や北側のビーチは正確にはンガパリビーチではありません。特に決まった名前はないようですが、北部の方はサンドウェ(Thandwe)に属します。

旅行サイトではどちらもンガパリと言われていますが、今回は便宜上、南側のビーチを「ンガパリビーチ」、北側/中央/南側全体を「ンガパリリゾート」と呼ぶこととします。

 

私たちはゆっくりリゾートを楽しみたかったので北側のエリアに宿泊しましたが、人が少なくて、のんびりできてよかったです。

ただ、レストランやちょっと買い物できる場所は近くになかったので、そこだけ不便。

 

中央と南側のビーチ(ンガパリビーチ)の方も行ってみましたが、そっちは結構人が多く賑やかめ。所により漁船もいます。

こちらは飲食店やお買い物できる場所も多くて便利そうです。

どちらがいいかはお好みでいいと思います!

海自体の綺麗さはそんなに変わらない感じがしました。

 

ちなみにンガパリビーチよりさらに南のエリアはものすっごくローカルなエリア。

f:id:voyageenvoiture:20200912200041p:plain

@OpenStreetMap

ホテルは少なく、地元住民が多く暮らしているエリアとなっています。

少し雰囲気が変わり、Theローカルという感じの少しディープな雰囲気。

昼間なら治安が悪い感じもありませんでしたので、少し足を伸ばしてみるのも面白いと思います。夜は行っていないのでわかりませんが、用心は必要です。

学校や、ローカルしか行かないような寺院も多くあります。

 

ちなみにンガパリビーチという名前は、その昔、イタリア人が故郷のナポリの海に似ていたことから「ナポリビーチ」と呼び始め、「ナポリ」がなまって「ンガパリ」と呼ばれるようになったそうです。

 

アジアNo.1リゾート?それって本当?

ンガパリビーチはよく紹介されるときに、『アジアNo.1』という触れ込みがあります。 

本当か???誰かが適当に言い出したとかじゃないの??

と思って少し調べてみました。

 

そしたらあっさりそれっぽいソースを見つけてしまいました

CNNが記事にしている、トリップアドバイザーの旅行者ランキング。どうやらこれのことのようです。

このページ↓

edition.cnn.com

 

No.8にンガパリビーチが選ばれており、それより上位はアジア以外の国々。

なるほど、たしかに『アジアNo.1に選ばれたことがある』は嘘ではなさそうです。(疑ってすみません)

ただもっと正確に言うと、世界で8番目、アジア圏ではNo.1、なのですね。

ちなみに1位はタークスカイコス諸島の『Grace bay』カリブ海にある島で、イギリス領の海外領土です。確かに写真を見ると信じられないくらいの透明で美しい海が広がっています。「楽園」という名がふさわしいような、そんな場所です。

 

とにかく、本当に世界的にも評価の高いビーチリゾートということが分かります。

その割に日本での知名度はかなりイマイチ。知る人ぞ知る!って感じです。

(私もミャンマー行くと決めてから初めて知りました。)

ですから、穴場リゾート地として、日本人の少ないビーチリゾートを求めている方にはとてもおすすめ

実際行ってみて、北側に宿泊したからかもしれませんが、日本人にはほぼ出会いませんでした。(空港でめちゃくちゃ秘境行ってそうな旅慣れた格好した一家を見かけたくらい。)

 

私たちはどっちかというと海外では日本人には会いたくない派

なので、とても居心地の良いリゾートでとてとよかったです。

 

ンガパリリゾートの魅力!

最大の魅力はこの4つ!

  • 日本人が少ない、そもそも人が少ない
  • 観光地化されすぎていない
  • 魚介類が美味しい 
  • 海が結構綺麗

 

ミャンマーの最大の観光リゾート地でありながら、訪れる人の数は少なめ。

特に北側のビーチだと、本当にプライベートビーチかってくらい人がいません

f:id:voyageenvoiture:20200902215722j:plain

人のほとんどいないビーチ。

有名観光リゾートではなかなかない光景

リゾートとして成立しているのに人が少ないのはなかなか希少。

ビーチを独り占めしている優越感。朝のお散歩がとても心地よいです。

 

f:id:voyageenvoiture:20200830171607j:plain

海辺にあるレストランでは、海を眺めながら食事をすることも。

夕暮れになると、海に沈む夕日を見ながら、乾杯して、なんて、

理想すぎる夕飯なんかも楽しめちゃいます。

 

 

 また、地元の方の、昔からの暮らし、観光地化されていない素朴な暮らしも垣間見ることができます。

f:id:voyageenvoiture:20200902220917j:plain

地元の方しか来ないような寺院があったり。

 

f:id:voyageenvoiture:20200902220943j:plain

地元の方の、のんびりとした、昔ながらの純朴な生活風景があったり。

おだやかでのんびりしていて、いい雰囲気なのです。

空港の近くに寺子屋みたいな学校もありましたが、そこの子供たちも無邪気で可愛らしい。

私たちが電動バイクで通ると"Hello~"といって手を振ってくれました。

f:id:voyageenvoiture:20200902221047j:plain

子供たちが海岸の砂浜でサッカーに興じています。

なかなか日本では、特に都会では感じられない純粋さを感じます。

なんだか懐かしいような、日本がとうの昔に失ってしまったような風景を、今でも見ることができます。

アジアの田舎らしいのんびりした風景が見られる場所も近年では少なくなってきているといいます。

ミャンマー「アジア最後のフロンティア」と呼ばれており、 いまだ昔ながらの生活を営む人々が多い国として知られていますが、特に都市部では外資系企業も続々流入しておりもはや近代化も時間の問題。

こういった風景がなくなってしまうのは、少し寂しく感じてしまいますね。

 

 

次は食べ物の話

なんとここミャンマーという国で、ものすっごく新鮮な魚介類を食べることができちゃいます。

f:id:voyageenvoiture:20200830171751j:plain

ただ焼いただけのお魚。

生臭さがなく、身もフワッフワで本当に美味しい。

 

なんでも魚釣りをする方は、自分で釣った魚をレストランに持っていけば調理してくれるそうです!

外国の地で自分の釣った魚をその場で美味しくいただけるなんて、なかなかできない体験。

思い出に残ること間違いなしですよね。

釣り好きな方にもおすすめな場所。

 

そうそう、余談ですが、南方のンガパリビーチでは漁師さんが沢山いるんですが、たまに「漁に行かないか」と声をかけられたりします。

 アクティビティのような感じで、漁師さんの小遣い稼ぎみたいな感じです(たぶん)。

異国の地で漁船に乗って一緒に漁をするのにはすごく興味あったのですが、次の日午前中にフライトを控えていたので今回はパス。

興味ある方はぜひ漁にも行ってみてくださいね。安全性はわかりませんので自己責任で。

ちなみに声かけられたビーチはこちら↓

 

 

 あとはやっぱり、海。

とはいっても、綺麗さは中の中くらい。笑

f:id:voyageenvoiture:20200902223843j:plain

南方ンガパリビーチからの眺め。北方のビーチにはいない、漁船が沢山浮いています。

なんだかずーっと、ぼけーっと眺めいたくなるような。

波の音が心地よくて、とても居心地のいい場所なんです。

 

f:id:voyageenvoiture:20200902223948j:plain

夕日も(この日は雲が多いですが)綺麗で、一日を締めくくるに最高。

こんなに穏やかな日を過ごせることも、人生で何回あるでしょうか。

っていうくらいゆっくりした心持ちになります。笑

 

ンガパリの海、最高です。

 

ンガパリリゾート行き方!

最寄り空港はサンドウェ(Thandwe)空港ですが、日本からの直行便はありません。

最大都市ヤンゴンまでは成田空港からANAの直行便がありますので、ヤンゴンまで直行便→乗り継ぎでサンドウェが一番早いです。

ヤンゴン→サンドウェ間は国内線に乗ることになります。

f:id:voyageenvoiture:20200902230949p:plain

経路はこんな感じ。@OpenStreetMap

直行便は安くて7〜8万円ですが、高い時は20万以上することもあります。

早めの航空券取得や、繁忙日を避けた便の利用をオススメします。

ヤンゴン→ンガパリは片道10,000円程度。

国内線の乗り方についてはまた別で記事にしますので参考にしてくださいね。

因みにサンドウェの空港からホテルまでは、ホテルで送迎が普通ついていますので、ご確認ください。

 

ちょっと時間かかってもいいという方は、ヤンゴンまで乗り継ぎ便が安くてオススメ。私達が行った2019年末時点ではチャイナエアラインによる台北乗り継ぎが一番安かったです。

日本→台北ヤンゴン→ンガパリ と、2回乗り換えになってしまいますが、ヤンゴンまで繁忙日でも7万円程度で利用できました。繁忙日以外やかなり前に航空券を予約すると、5万円程度で航空券が取得可能でした。

便によっては台北観光もできるので、旅好きな方にはもってこい。

 

ですから、

時間に余裕がない方、体力に自信がない方はANA直行便

時間に余裕がある方、体力に自信がある方は乗り換え便

がオススメ!

 

ンガパリリゾートオススメホテル!

今回私達が宿泊したホテルを簡単にご紹介します。

Jasmin ngapali resortという五つ星ホテルに宿泊しました。

 

f:id:voyageenvoiture:20200902231147j:plain

シービューの部屋を予約すれば、お部屋のテラスからゆっくりと海を眺めることができます!

 

f:id:voyageenvoiture:20200902233134j:plain

プールサイドでカクテルを飲みながら語らって、洒落た感じを醸すことも。

 

f:id:voyageenvoiture:20200902215824j:plain朝食を食べながら海を眺めることもできます。

ぜっ、贅沢すぎる空間。

 普段の日常生活では朝起きるのも早くて、朝食を食べるのもままならないのに、

こんなに景色のいいところで、ゆっくりと美味しい朝食を食べられる。幸せです。

 

f:id:voyageenvoiture:20200902233842j:plain

朝食後はそのままふらっと散歩するもよし。

ちょっと泳いで汗を流すもよし。何をするにも自由。

理想のビーチライフを堪能できる最高のホテルでした。

1泊2万円程度、2人で泊まれば1人1泊1万円日本の下手なビジネスホテルよりも安いです。

ホテルのより詳しい情報についてはこの記事もみてね↓

roadtrip.hatenablog.com

 

 

またここの他にもンガパリには素晴らしすぎるホテルがたくさんあります。

ただし人気のホテル、とくにシービューの部屋やシーフロントの部屋はすぐ予約が埋まってしまいます!

世界中から観光客が集まってきますので、人気の日程は本当に争奪戦。

ご予約はお早めに!!

 

まとめ

ンガパリリゾートは、海が特別にものすごくきれいなわけでも、アクティビティが盛んなわけでも、特別珍しい特徴的な「何か」があるわけでもありません。

正直なところ、なぜアジアNo.1ビーチに選ばれたのかはよくわかりません。

ただ実際に行ってみて分かったのは、海が普通に綺麗で、人が少なく、のんびり静かで、リラックスして過ごすのに最高なビーチリゾートであった、ということ。

また行きたい場所の一つとなりました。

 

さいごに

ゆったりとした時間が流れるンガパリビーチ。

昔ながらの生活風景があり、人々の混じり気のない純朴な生き様が垣間見えます。

遠く離れたミャンマーで、日本にはない独特の空気感を味わってみませんか。

 

 

関連する記事

ご紹介した海の見えるレストランはこちらで詳しく紹介しています↓

roadtrip.hatenablog.com

roadtrip.hatenablog.com