ヤンゴン国際空港でSIMカード購入!ミャンマーのオススメSIMカード、購入方法も紹介します!【ミャンマーSIMカード事情】
※この記事は2019年12月現在の情報です。
感染症の蔓延、及びミャンマー国内で発生したクーデター、それに伴うデモの発生などによりミャンマー国内の状況は短期間で大きく変化している可能性があります。常に最新の情報を得るように心がけてください。
海外でスマホを使うための方法は実に様々ですが、こと海外旅行においてスタンダードな方法は現地で短期間使用のSIMカードを購入する方法。
ポケットwifiを何回も借りたりローミングする費用を考えると、simロックフリーのスマホを準備した方が安上がり。
よく海外に行かれる方にとってはおなじみの方法ですね。
SIMカードは買えるの?ネットは繋がるの?などの疑問にお答えしていきます!
短期旅行者向けの記事ですが、ミャンマーを訪れる機会のある方はぜひ参考にしてくださいね。
- ヤンゴン国際空港。SIMカードを買える場所!
- SIMカードの買い方!
- ミャンマーのSIMカードは非常に安い!
- ミャンマーのネット事情!速度は遅い?繋がる場所は?
- 旅行中のデータ通信量。どのプランがいい?
- 結局、おすすめのSIMはどれなんですか?
- SIMカードを買う時間がもったいない!ミャンマーSIMカードはネットでも購入可能!
- ネットでSIMカードを買うときの注意!
- まとめ
ヤンゴン国際空港。SIMカードを買える場所!
国際線のArrivalターミナルは基本的に第1ターミナル(Terminal1)。
ですので今回は、ヤンゴン国際空港の第1ターミナルで購入する場所について説明します。
預け入れ荷物を受け取った先の出口を出て左側に携帯会社のカウンターがあります。
3社出店していて、
- Telenor
- Ooredoo
- MPT
があります。
簡易的な屋台のような感じの外見ですが、看板がしっかり出ているのですぐにわかると思います。
ちなみに一番人気はTelenor。一番人だかっていました。
私たちは今回TelenorとOoredooを使用することにしました。
SIMカードの買い方!
買い方は他の国と同じ!TelenorとOoredooでも違いはなく、購入方法は全く一緒。
①購入するSIMを選ぶ
カウンターに立つと、店員さんが最初にどのSIMカードがいいか?聞いてきます。
英語で書かれた価格表も提示してくれますので、そこから選びます。
選ぶポイントは
- 使用期間
- 容量
- 通話の有無
が自分に合っているか。
どれがいいかわからない場合はオススメを聞いてみましょう!
英語は流暢でなくても、カタコトでも全然通じますから、安心してください。言語は気持ち!
私は10日間の滞在予定と伝えたらデータ通信量5GB、無料通話付き(時間上限あり)のプランをオススメされたので、そのままそれにしました。
後述しますが、10日間で5GBはちょっと多かったです。足りなくて容量を買い足す手間よりは全然いいですが。
*データのみのプランもありますが、現地で電話番号があると何かと便利なので、いつも通話込みにしています。(ホテルやタクシードライバー、ガイドに電話したり、現地のアプリをダウンロードする際に認証コードを取得する、など)
②SIMカードを開通する
SIMカードを選んだあとはパスポート(身分証)とSIMロック解除したデバイスを店員さんに渡します。
そうすると通信開始設定までやってくれます!
機種によってはなかなかネットが通じないこともありますので、受け取り後ネットがつながっていなかったらば遠慮なく言いましょう。繋がるまで頑張ってやってくれます。
* 前もってスマホを英語表示にしておいた方がスムーズ。
③お金の支払い
設定完了したらお支払い。
空港のカウンターではクレジットカードが使えますので、まだ現金がない方でも安心です。
パスポートが返却されていることも必ず確認して下さいね!
以上で終了です!大変な部分は全て店員さんがやってくれますので、非常に簡単にネット環境がゲットできます。
ネットは必ず繋がっているかどうか確認してください!すぐにはつながらないこともままあります。数分経ってもつながらなかったら店員さんに必ず言うようにして下さいね。
ミャンマーのSIMカードは非常に安い!
料金はこんな感じ。
これはTelenorの料金表です。
当時1kyat=0.07円だったので、一番安いプランで約175円。
安い。
Ooredooの料金表は撮るのを忘れましたが、Telenorよりも少し高く、同じようなプランでプラス1000kyatくらいでした。
プランのラインナップはooredooの方が少なく、もっと絞った料金体系となっていました。
ちなみにどちらもテザリング可能!1つ買ってみんなでシェアする方法もありです。
個人的には料金が非常に安いので、各々SIMを持っていた方が紛失やバッテリー切れなどのリスクが低減していいかなと思います。
ミャンマーのネット事情!速度は遅い?繋がる場所は?
ミャンマーのネットは普通に繋がります。
速さも遅いと思うこと場面もなく、日本で使う感覚とほぼ変わらないです。
非常に快適に使える上に料金もやすい。ミャンマーのSIMカード購入、非常にオススメ。
ただ、機種との相性などもあるかもしれませんが、Telenorは4G通信がつながらず3G通信しかつながりませんでした。(当該機種はミャンマー以外の国で4G通信していた実績はあり)
3Gでもストレスなく使えていたので問題ありませんが、ちょっと面喰ってしまいました。
繋がる場所についてですが、基本的に観光客がよく行く場所であればどこでも問題なく通じています。
実際に、以下の都市に訪れましたが、どこでも全く問題なくネットが通じていました。
極端に遅くなるようなこともなく、繋がりづらくなる場面もなく。
もちろん上記の都市でもかなり郊外などに行くとまた事情は違うかもしれませんが、
少なくとも観光の中心地では心配には及びません。
ミャンマー、ネットに関しては意外と優秀な国であると思いました。
旅行中のデータ通信量。どのプランがいい?
結論を言うと、10日間の旅行では3GB程度あれば十分、です。
私たちの旅行中の実際の使用量は、
- 試用期間:10日間
- 使用用途:主にグーグルマップ、検索
- 動画は見ない
という条件で、1人2GB以内に収まっていました。
なので、10日間であれば、3GBあれば必要十分かなと。
ただ、通信量がなくなった場合はTop UP(データ通信容量の購入)が必要になってしまいます。方法を調べたりと余計に時間がかかってしまいますので、最初から余裕をもって購入するというのも一つの手です。
5GBのプランでも400円~500円程度。非常にお財布に優しくって助かります。
Grabを使う方は、電話番号付きのプランの方がいいと思います。登録時に番号必須なので、何かあった時のために現地の番号があった方がいいかなと
結局、おすすめのSIMはどれなんですか?
個人的なオススメは「Ooredoo」。
安定的に4Gで接続できる、料金も安め、大手なので安心できる。
Telenorも決して悪いというわけではなく、むしろネット上ではTelenorの方がつながるエリアが広いといわれてますが、正直観光地ではどこも変わらないかな?という感想。
まぁ、Ooredooの方がいいっていうのは実際感じたことで全く嘘ではないんですけど、
もっと正直に言うと、TelenorでもOoredooでもどっちでも大きく変わらないからその時カウンターが空いている方でいいんじゃない。
と思います。笑
結論どっちでも変わらない、ですね。
SIMカードを買う時間がもったいない!ミャンマーSIMカードはネットでも購入可能!
いくつかあるんですが、例えばAmasonで売っているこれ↓
対象国にミャンマーと書かれていますよね。
現地に着いたらSIMカードを入れてプロファイルなどの設定を少しするだけで使えるようになる、という商品です。
これは8日間で4GBまで、4G/3Gどちらも通信可能なプランです。
ネットで事前に買うメリットは、
- 現地でSIMカードを買う時間を削減できる
- 複数の国の周遊旅行の時は便利
- 国によってはネットで買う方が安い
こと。
特に時間の節約ができるのが大きなメリット。
イミグレーションに並んでる間に設定完了できちゃいます。荷物を受け取ってすぐに観光に出発が可能。
またタイやベトナムなども同時に行こうと考えている方は、SIMの入れ替えや追加購入の手間が省けて便利。
ですがデメリットももちろんあって、
- 繋がるかどうかやってみないとわからない
- 国によってはかなり高額になる
こと。
繋がらなかったなんて口コミも散見しますので、機種との相性などにより繋がらない場合もなくはないようです。
店頭で買った場合は繋がるまで店員さんが頑張ってくれますが、こちらは全て自分でやらなければなりません。繋がるまでは結構ドキドキしてしまいます。
ネットで買う方があまりにも割高です。
上記のSIMカードではありませんが、スペイン、台湾、アメリカに行った時はネットで買ったSIMカードを使いました。
その時は特に問題なく使えたので、個人的にはネット購入のSIMカードの信頼性が低いとは思いません。相性はやっぱりあるのかなぁ、と。
ネットでSIMカードを買うときの注意!
ネットでSIMカードを買うのは非常に便利ですが、いくつか注意点があります。
注意点1:繋がる周波数帯と繋がらない周波数帯がある!
デバイスによって、周波数帯域の設定が異なります。
自分の持っているデバイスの帯域とSIMカードの帯域を比較して、合致していることを確認してくださいね。
ちなみに私は「UMIDIGI A3」というIMロックフリーデバイスを使用していますが、今まで繋がらなかったことはないです。昨年買ったばかりなんですが、もうAmazonでは販売していないようです。。
後継機がありましたので、参考までに。
注意点2:通信容量、日数、通話などの条件を確認!
購入するSIMカードの使用条件を必ず確認するようにしましょう。
特に、
は非常に大事です!自分の旅行の条件と照らし合わせて確認してください。
ちなみにテザリングは経験上は標準装備です。
必ずとは言えませんから、必要に応じて確認して下さいね。
ミャンマーはネットと店頭、どっちで買うのがオススメ?
個人的にオススメしたいのは、現地の店頭での購入。
やはり繋がらないリスク少ない上に非常に安い点がGOOD。
ネットで購入するSIMは正直安くないのです。
だから結構繋がるまでの間緊張するんですよね。笑
ヤンゴンの空港は広くなくお店の場所もわかりやすいので時間がとられすぎる心配も少ないです。
ミャンマーにおいては現地購入を推奨します。
まとめ
OoredooでもTelenorでも問題なし。
特にバガン観光をEバイクで行こうとしてる方なんかは、マップアプリ必須。
ミャンマーは安定してネットが使えますので、是非SIMカード購入してみてください。
広いバガンで迷子になったら本当にシャレになりません。
もちろん、他にも日本でポケットWiFiを借りるのも一つの手。
ご自身にあった、リスクの少ない安心できる方法でネット環境を構築することが大事です。