【海外個人手配】ミャンマー国内線チケットを自分で予約してみた。搭乗の注意点などを紹介するよ。
今回はミャンマーの航空会社を個人で手配する際の方法、そして注意点などについてのお話です。
ミャンマーの国内線。主な運行会社は
- AirKBZ
- Mann Yadanarbon
- Myanmar National Airlines
- Golden Myanmar
- Myanmar International Airline
の五つ。正直、全く聞いたこともないような会社ばっかり。これで本当に飛ぶのかしら?とか、荷物とか大丈夫?とかいろいろな不安がよぎるのではないかと思います。
そんな中、今回は、
- AirKBZ
- MannYadanarbon
- Myanmar National Airlines
の3つ航空会社のチケットを個人手配して旅行してきました。
誰でも個人手配できるの?リコンファームは必要?特別な手続きは?などなどさまざまな疑問にお答え致します!
個人手配にするか代理店手配にするか迷っている方、情報がなくて困っている方の助けになれば幸いです!
- ミャンマー国内線航空券は個人手配できるの?
- 個人手配と代理店経由、どっちがいいの?メリットとデメリットは?
- リコンファームは必要?何か特別な手続きは?
- 実際にチケットを手配する!
- 噂は本当だった!気づいたら勝手に便変更されていた話。
- いよいよミャンマーの飛行機に搭乗!
- ミャンマーの航空会社に実際に乗った感想
- ミャンマー国内線搭乗に関する注意点!
- どこの航空会社がいい?
- 今回の利用フライト情報
- まとめ
- さいごに
ミャンマー国内線航空券は個人手配できるの?
そもそも国内線の個人手配って可能なの?というところ。
個人手配は可能です。
JALやANAなど他の航空会社の航空券と同じようにネットから誰でも購入可能です。特別な違いなども特にありませんので、ネットで航空券を購入したことがある方であれば問題なく購入可能でしょう。
ただし、やはり便の突然の振替など、不測の事態は実際にありますので、対応がある程度はしっかりしている航空会社の公式サイトから買うのがベター。金額的にも高すぎることもありません。尚公式サイト上は日本語に切り替えられませんので、日本語での予約はできません。(英語表示は可能)
英語が苦手な方は翻訳を駆使して予約してみてくださいね。(私自身も英語は全然できないので、分からない部分はいちいち翻訳しながら予約しています)
個人手配と代理店経由、どっちがいいの?メリットとデメリットは?
今回全ての航空券を個人手配としましたが、実際に乗ってみて個人的に思うのは、代理店経由の方が圧倒的に楽そうだな~(特に精神的に)というところ。
ただ次行ったときに代理店使うか?と言われれば、個人的には「No」です。
個人手配では神経や時間こそ使いますが、旅行自体は全然可能だし、なにより圧倒的に安いからです。あとはやっぱり、文句言いつつなんだかんだ自分で手配して旅するのが好きだし、楽しいのです。
自分の性質、旅行の日程などを鑑みて選択するとよいと思います。それでは、それぞれのメリット、デメリットを挙げてみます。
■個人手配
メリット
- 値段が安い
- 自分の好きな時間、航空会社を自由に選べる
デメリット
- 常に自分で遅延、振替、キャンセルの情報収集が必要
- トラブルがあっても全て自分で英語で対処しなければならない
■代理店
メリット
- 手配から遅延、振替情報提供など全てやってくれるので手間がない
- トラブルがある場合も日本語で問い合わせ可能
デメリット
- 値段は高め
- 希望の航空会社の路線がないこともある
お金と自由度を優先するなら個人手配
安心と手間を優先するなら代理店
やはり多くの口コミにもあるように、ミャンマー国内線は突然便の変更があったりします。
こまめに情報を収集していないと、勝手に便が変更されていて飛行機に乗れなかった、なんてことも本当に全然あり得ます。後述しますが、我々も便変更をされた経験があります。
当日のキャンセルや遅延はミャンマーでなくともあり得ることですが、出発時間が勝手に早まる、なんてこともミャンマーでは存在するようです。時間が早まるって結構クレイジーだなと思います。それで乗り遅れてもこっちのせいにされるなんて、もう、笑うしかないですよね。
リコンファームは必要?何か特別な手続きは?
リコンファームは必要ありません。
少なくとも私たちが利用した3社は特にリコンファームの案内もなく、実際しなくても全く問題ありませんでした。
特別な手続きも全く必要なし。予約から搭乗に関しては他の航空会社と違いはない、というのが結論です。
ただ、ミャンマーの飛行機って路線バスのようなんです。一つの飛行機で連続して色んな場所に降り立ちます。つまり、一つの飛行機にいろいろなデスティネーションの客が混在しています。
チケットを予約するときに不安になったり、荷物は間違いなく届くだろうかと不安になると思います。
4回乗ってみた感想では、ミャンマーの航空会社にとっては毎日のルーティン業務なので間違いが起こる可能性は少なそう。と感じました。荷物のさばき方、チェックイン時のディスティネーションン確認などきっちりされていて、頻繁に間違いが起こるということはなさそうだなと感じました。
実際ロストバゲージすることなく無事に旅を終えられたので、ミャンマーの航空会社だからどうということはなさそうです。
もちろん、私達は大丈夫だったからみんな大丈夫ということが言いたいわけではなく、あくまで感想、私達の時はそうだった、という話です。
実際にチケットを手配する!
チケット手配の方法については思いの他長くなったので、別の記事にしています↓
ただ、日本やほかの航空会社とチケットの予約プロセスについては一緒です。
日付/人数選択⇒搭乗者情報入力⇒オプション選択⇒支払い情報入力⇒予約完了。
必要なものもパスポートとクレジットカード情報など支払いに関する情報のみ。国際線のチケットを自分で予約したことがある人などは見なくても自分で全然予約できると思います。
噂は本当だった!気づいたら勝手に便変更されていた話。
チケット取得できたからと言って安心してはいけません。勝負はここからです。
事前に口コミで勝手に便を変更されることが多い、と聞いてましたので、ほぼ毎日全ての便を予約内容が変更ないか確認してました。
毎日毎日公式にアクセスしては、日付と便名の確認をする日々が2か月ほど続きました。
異変が起きたのは、日本出国4日前、搭乗予定日の2週間前でした。
いつものように惰性で確認してると、一つだけ、いつもと違う表示がされている便がありました。まさかと思って何度も確認。予約時に送られてきた確認のメール、自分で作成しているフライト情報をまとめた資料。
どれを何回確認しても、やっぱり便名と搭乗時間、経由まで変わっている!
これは確実に、便変更が起きている!
噂は本当だった…!
メールを漁りましたが変更のメールは来ていない、予約確認画面にも特になにも注意書きもない、ただしれっと便が変更になってました。これはちゃんと予約画面で確認しないと気付けなかったな。確認しといてよかった…!
この確認作業のおかげで、私たちは無事に日本に帰って来られたと言っても過言ではありません。
ちなみに後日、搭乗の2日前に変更された旨のメールが来ていました。私がそれに気づいたのは搭乗直前。旅行中はやっぱりメールの確認を忘れてしまいがちなので、もし事前に知らなかったらと思うと…。
ちなみにこんな感じのメールが来てました↓
なんか結構簡素な文面。迷惑メールなんじゃないかって思うくらいですが、これが本当に便変更のメールです。これ1通しかあちらから連絡がないので、やっぱり自分でも対策を練ることは必須ですね。
だから、毎日の予約チェックが本当に大事。特に搭乗日が近づいてからは入念に。メールの確認と公式サイトからの予約確認は絶対必須です。旅行が始まってからも気を抜いてはいけませんね。
ちなみに変更されたのはンガパリからヤンゴンへ向かう便で、もともと経由便だった便でした。しかし変更後、経由がなくなり直行便に変更、搭乗時間も遅くなってホテルでゆっくりする時間が取れました。
結果的には変更になってよかったと思います。笑
いよいよミャンマーの飛行機に搭乗!
さて、いよいよミャンマーの飛行機に乗ります。
搭乗についても他の航空会社利用時と変わりません。ただ、チェックインカウンターがヤンゴンの空港以外は、
こんな感じでかなり簡素。これがチェックインカウンターです。
手続きとしては、パスポートを見せる⇒予約バウチャーを見せる⇒手荷物預ける⇒チケットを受け取る。場合によってはこのチェックイン時に座席指定をしてくれます。座席指定がない場合(自由席)の場合も説明してくれると思います。
この後は持ち込み手荷物の検査を受けて、搭乗時間までゲートで待つ。日本で国内線に乗る場合と一緒ですね。
なおたまに国内線でもパスポートコントロール(イミグレ―ション)がある場合もあります。私達の時は特に何も聞かれませんでした。
一つの航空機で複数の行き先に行く場合もありますので、チェックイン時必ず荷物の行き先が正しいかどうか確認はしたほうがいいと思います。念には念を入れて。
ちなみに目的地に到着し、降機後はもちろん預け入れ手荷物の受け取りがあるんですが、基本的にバゲッジクレームみたいなものはありません。
適当な扉からそのまま待合室に直接搬入されます。こんな感じ↓
飛行機からおろした荷物を台車にのっけてきて、そのまま待合室に流しています。まぁこの方が早いですかね~
ミャンマーの航空会社に実際に乗った感想
さて、ついに乗り込みます。どこの航空会社も似たような感じですので、複数航空会社の写真を使ってご紹介。
国内線はプロペラ機。小さめです。基本的にどこも空港自体が小さいので、飛行機の搭乗口までは徒歩で移動します。長く歩くことはなく、1,2分くらいの距離です。
座席も至って普通。
乗り心地も普通で衛生環境も普通です。むしろそのへんの途上国の航空機よりかよっぽど綺麗です。
もちろんトラブル時のしおりもありますよ〜
なんだか絵がシュールでいいですね。客室乗務員による安全運航のためのデモンストレーションも存在します。
そして全ての航空会社で軽食も提供されました。
全部これ。笑
味も想像した通りで、まぁまぁです。まずいって感じではないですが、すごく美味しいってことはないです。でも、45分程度の短いフライトでも必ず提供されるのは嬉しいポイント。もちろんドリンクサービスもあります。
そして預け入れ荷物に関しても、何か壊れたり、汚されたり、もちろん中身が盗まれたりすることもまったくありませんでした。ミャンマーの人たちって結構信頼できます(仕事面に於いては)。こういうところは日本人にちょっと似てるかな~と思います。
フライト自体に関しては危ないと思う場面なども特になく、平和に目的地まで着くことができました。機内サービスも特に悪いところも特別良いところもなく、平均的です。過度に心配する必要はありません。
個人的には、ミャンマーの航空会社、結構良いな。と思います。
ミャンマー国内線搭乗に関する注意点!
①余裕を持って行動すべし
カウンターでも結構並ぶこともあるのである程度余裕を持って行った方がいいです。カウンターも小さいですし、手荷物の手続きもちょっと遅めだなと個人的に感じました。また私たちはありませんでしたが急にフライト時間が早くなったりすることもあるそう。不測の事態にそなえて、ギリギリの時間は避けましょう。
②行き先はちゃんと確認!
前述の通り、一回のフライトで様々な目的地に行きますので、ちゃんと自分の目的地まで行くかチケットの券面や預け荷物のタグなどよく確認が必要です。
ミャンマーのスタッフも慣れているのでほとんど問題は起きないかなというのが実際に行ってみた所感ですが、念には念を入れていきましょう。
どこの航空会社がいい?
結構ネットではAirKBZがいいという口コミを見ますが、乗った感じはどこも変わらん。というのが率直に感じたこと。
ただ遅延率、機材の保有台数などはAirKBZが一番信頼できるようですので、何かあった時のリスクを考えるとAirKBZが安心かもしれませんね。
あと、Mynamar National Airlilnesも評判がいいとは言えず、個人的にはあまり乗りたくなかったんですが、スケジュールの関係でどうしても乗ることに。でも実際乗ってみると特におかしな点もなく、無事にフライトできました。むしろ座席指定可能なのでサービス面は悪くないな、と。
ただ軽い事故なんかはたまに起きているようで、そういったリスクがあることは覚えておいた方がいいかもしれませんね。
今回利用を避けた、Myanmar International Airlinesは事故のニュースが多い印象があります。
実際のところはどうか分かりませんが、万が一のことを考えた結果、Myanmar International Airlilneの利用は避けるようにしました。航空券を取得してくれる代理店でも、Myanmar International Airlinesのチケットは安全性の問題により取り扱っていないというところもあるようです。
まぁ毎日飛んでいるわけですし、ほとんどのフライトで無事に飛んでいるとは分かっているんですが、気持ちの問題です。
色々な航空会社に乗ってみるのも楽しいですので、予定とフライトスケジュールとを照らし合わせてわくわくする旅にしてくださいね!
ちなみに本当はGolden Myanmarも乗りたかったですが、どうしてもスケジュールが合わずAirKBZに2回乗ることになってしまい。それは今も心残り…。
今回の利用フライト情報
フライトNo.1
航空会社▶AirKBZ
搭乗日▶2019年12月末
値段▶11,000円(USD98.85)/人
予約サイト▶AirKBZ公式サイト
フライトNo.2
航空会社▶Mann yadanarpon
搭乗日▶2019年12月末
便名▶7Y 151
ルート▶バガン→ヘホ
値段▶8.024円(USD72.0)/人
予約サイト▶MannYadanarpon公式サイト
フライトNo.3
航空会社▶AirKBZ
搭乗日▶2019年1月初旬
便名▶K7 246
ルート▶ヘホ空港→サンドウェ空港
値段▶11,073円(USD100.65)/人
予約サイト▶AirKBZ公式サイト
フライトNo.4
航空会社▶Myanmar National Airline
搭乗日▶2019年1月初旬
便名▶UB-453
ルート▶サンドウェ→ヤンゴン
値段▶12,729円(USD115.0)/人
予約サイト▶Myanmar Naional Airlines公式サイト
まとめ
✓ミャンマー国内線航空券は個人手配可能
✓チケット手配後は定期的にフライトスケジュールの確認をすべし
✓特に搭乗の前日は必ずフライトスケジュールを確認すべし
✓手配方法、搭乗方法は他の航空会社と同じ
さいごに
今回はミャンマーの国内線航空券についてのお話でした。
やる気があれば、あとは気を付けるべき箇所を気を付ければ、個人で航空券を取得しても問題がないと思います。
ただ、やっぱり毎日確認したり、直前までドキドキしたり、不安になったりというのは絶対的にありえます。そういったことを避けるために、代理店を利用するというのも個人的には全然アリだと思っています。
自分の旅行で一番重視するところは何か?と照らし合わせて、是非ご自身の旅に合った選択をしてくださいね!
皆様の旅がいい旅となりますように。