本格チュニジア料理を東京で!芝公園の名店「La maison de cous cous」(ラメゾンドクスクス)でチュニジア料理を堪能する。【東京のおすすめチュニジア料理店】
今回は東京は芝公園にあるチュニジア料理店「La maison de cous cous」に伺いました。
北アフリカにあるチュニジアは一度だけ実際に訪れたことがありますが、食事の美味しさに非常に驚嘆させられたことがあります。
同じく北アフリカのエジプトに行った折には美味しい料理に巡り会えず、北アフリカ世界全体に対して期待値が低かったということもありますが、とにかく、料理のレベルの高さ、そして日本人の舌にこれだけ合うのかと、大変嬉しい誤算であったことが印象強く残っています。
まぁ要約すると我々はチュニジア料理が好きってことです。
さて、今回の「La maison de cous cous」、非常にレベルの高い素敵なチュニジア料理レストランでしたので、ご紹介させていただきます。
- 本格チュニジア料理店。La maison cous cousに行ってみた。
- スタンダードなチュニジア料理揃い踏みな、ディナーメニュー
- 東京でチュニジア料理を食してみる。
- 気に入ったらお土産も!チュニジア定番土産も気軽に購入。
- 総評、まとめ、補足
- アクセス、お店の情報
- さいごに
本格チュニジア料理店。La maison cous cousに行ってみた。
店内はこぢんまりしていて、コンパクト。
席数もかなり限られているので、ぎゅうぎゅうというわけではありません。
内装もカフェバーのようで、小洒落ており、落ち着く店内です。
チュニジアはかつてフランスに統治されていた歴史があり、公用語はフランス語とアラビア語。それだからか、アラビアな雰囲気だけではなく、どこか小洒落た雰囲気も感じます。
スタンダードなチュニジア料理揃い踏みな、ディナーメニュー
このお店のディナーメニュー。
スタンダードなチュニジア料理は大方揃っています。クスクス、ブリック、サラダなど。
さて、今回頼んだのはこちらの5種類。
- サラダチュニジアン
- タジン
- タコのクスクス
- エビチーズブリック
- デザート
「チュニジアっぽさ」を重視して選んだメニューとなっております。
(フムスやシシカバブもアラブ世界ではポピュラーなお料理ですが、特にチュニジアで食べられている食べ物をチョイスしました。)
ではさっそく食べて行きましょう。
東京でチュニジア料理を食してみる。
まずはサラダチュニジアン。
お野菜たっぷり。トマト、玉ねぎ、オリーブ、ニンジン、ミントなどなど具沢山なサラダ。程よいあじつけで美味しいです。
現地ではもう少しオリーブオイルたぷたぷな感じですが、これは少し控えめ。
チュニジア感、と言う観点ではもう少しなのかな、とは思いますが、サラダとしては十二分に美味しいです。
ちなみにチュニジアではサラダを非常によく食べる印象があり、さまざまなサラダがあります。
特に多いのがオリーブオイルをふんだんに使用したサラダ。チュニジアはオリーブの栽培が非常に盛んで、高品質なオリーブオイルが生産されていることでも有名です。
なので、オリーブの実やオリーブオイルをふんだんに使用したサラダがよく飲食店やホテルの朝食で提供されています。しかもとても美味しい。
さて、次は「タジン」。
チュニジア風キッシュです。これは現地では食べる機会がなかったですね。
まさにチュニジア風、中東風な味で、香辛料の風味が効いたキッシュです。クミンの風味が広がり、欧米風とは全く違った味わいとなっています。
お次はタコのクスクス。
タコのクスクス、初体験です。味付けが絶妙でおいしい!
深みのあるソースでつぶつぶしたクスクスと絶妙にマッチします。このソースが本当に美味しい。何味かはよくわからない話ですが、色んな味が交錯して奥深いソースなんです。
ちなみに追いソースも頂けます。そのまんまスープのようにも飲めます。(少ししょっぱいですが)
現地でもクスクス食べましたが、勝るとも劣らない感じ。現地のはトマトソース系の味でそれも色々な具材と共に煮込んであるような複雑な味わいでとても美味でした。ここのはブイヨン系な感じです。
次はブリック。
チュニジアの定番料理。洋風春巻きのような感じで、皮にハムやチーズを包んで揚げたものです。今回頼んだのはエビチーズブリック。
うん、普通に美味しい。
皮がパリパリで良くあがって、食感が楽しめます。正直味はそんなにないというか、塩と胡椒くらいの感じのシンプルな味です。エビとチーズのほか、卵も入っており、ブリックを割るとトロトロの卵が中から溢れ出してきます。
北アフリカ感、アラビア感は見た目、味共にあんまり感じられませんね。
どちらかと言うと想像通りな料理です。でも美味しい。
ちなみに現地でも食べましたが、ほぼ同じ感じ、中東風というより西洋風な感じでした。
最後はデザート。
メニューには単品では載っていませんが、聞けば快く提供してくれます。
これ、この上ないほど中東っぽいデザートでした。
ドバイに行った時にその辺の商店で買ったものと酷似しており、日本にも欧米にもない不思議なデザート。多分中東、アラビア世界ではかなりスタンダードなデザートなんだとおもいます。
ケーキ風なんですが食感が粗い感じで、いい意味でぼそぼそした食感。小麦粉の味、食感とは少し違うんですよね。不思議な食感と味。アーモンドパウダーとか使ってそうな感じです。
そして甘いシロップがかかってるんですが、甘くなりすぎず、ちょうどいい。
しっとりぼそぼそな食感で、日本にはまずないような味わい。
個人的には好きなデザートです。
気に入ったらお土産も!チュニジア定番土産も気軽に購入。
お帰りの際はぜひお土産のコーナーにもご注目を。
チュニジアといえば!というものが揃っています。
特におすすめが「ハリッサ」と「オリーブオイル」。
ハリッサは最近日本注目されている、アラブ世界の調味料。唐辛子と香辛料が混じった辛い調味料です。しかし辛いだけではなく、香辛料の確かな、そして豊かな風味があってすごく味わい深い調味料になっています。ハリッサも商品によってさまざまと思いますが、私達が現地で買ったハリッサはもう激辛だったので、辛い物苦手な方は要注意!です。
Amazonでも売っていますが、かなーりお高め。現地では200円前後くらいで同じものがゲットできたので、割高感は否めません。是非現地へ赴いて、現地の風を感じながら食べて見てください!
そして本当のイチオシが「オリーブオイル」。
先にも少し紹介しましたが、チュニジアは本当にオリーブの生産が盛んな国。砂漠以外の地域では、そこかしこでオリーブの栽培がおこなわれています。
そしてチュニジアのオリーブオイルは他の国のものに比べて非常に味わい深くて美味しいです。ちょっと濃い感じがします。またポリフェノールも多く含まれており体にも良さそうです。日本ではイタリア、スペイン、ギリシャ産が多く流通しているのですが、チュニジア産のオリーブオイルがもっと多く流通するようになればいいなと思います。
パンにつけて食べたり、シンプルな食べ方をすると素材の味が引き立ってとっても美味しいんですよね…。
総評、まとめ、補足
スタンダードなチュニジア料理が気軽に楽しめる「La maison cous cous」。
現地の味がそのまま再現されている料理が多く、東京のど真ん中にいてチュニジア気分が味わえる、素敵なレストランでした。
個人的に超おすすめなメニューが「タコのクスクス」。今まで食べたクスクスの中でも1,2を争うほど美味しく、またソースが他のお店とは異なっておりオリジナリティもあり、このお店でないと食べられないメニューと言えると思います。
また、チュニジアはイスラム教徒の多い国ですが、実はワインの産地としても有名。
チュニジアンワインが楽しめる場所は日本はそこまで多くはないはず。ワイン好きな方はこちらに来たら、是非チュニジアンワインも飲んでみることをオススメします。
チュニジアンビールもかなり日本では希少な存在ですので、ビールの方も是非飲んでみてくださいね。メニューにある「Celtia」がチュニジアで最もポピュラーなビールですので。
(今回は車で伺ったのでお酒は飲みませんでした。)
アクセス、お店の情報
お店の場所はこちら↓
他、JR「浜松町」駅、都営大江戸線/浅草線「大門」駅 からも徒歩5分と、電車でのアクセスも良好です。
専用駐車場、提携駐車場はないようなので、近くの駐車場を探す必要があります。
近くに路上駐車可能なスペースも多くあるので、それでもいいかもしれませんね。日曜日は無料で駐車できました。(現地で要確認!)
お店の情報
営業時間▶8:00~22:00
定休日▶不明
※食べログ上では日曜日とありますが、我々は日曜日に伺ったので、行く前に一度電話で確認してみるとよいと思います。
電話番号▶03-6435-8684
住所▶東京都港区芝公園2-10-4 浜松町ウエストビル 1F
専用/提携駐車場▶なし
ネット予約▶可 ➡Retty
公式サイト▶La maison de cous cous
さいごに
本格的なチュニジア料理が楽しめる「La maison de cous cous」。
単にチュニジア料理が食べられるというだけではなく、非常にレベルの高いチュニジア料理が堪能できる、素晴らしいレストランでした。
チュニジア料理に挑戦してみたい方、チュニジア旅行に思いを馳せたい方、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
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