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【ミャンマー】マンダレーのおすすめ観光地6選!マンダレーに行ったらここに行くべし!

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こんにちは。

今回のテーマは

マンダレーのおすすめ観光地6選!マンダレーに行ったらここに行くべし!

 実際行って良かったおすすめ観光地を紹介します』

 

マンダレーミャンマーの中央部よりも少し北に位置する都市で、ミャンマー第2の都市です。

ミャンマーの最後の王朝があった場所として有名です。

バガンやインレー湖の陰に隠れがちですが、マンダレーも実際行ってみるととても面白い場所でした!

 

※この記事は2019年12月~2020年1月時点の情報です。

感染症の蔓延、及びミャンマー国内で発生したクーデター、それに伴うデモの発生などによりミャンマー国内の状況は短期間で大きく変化している可能性があります。常に最新の情報を得るように心がけてください。

 

1.マンダレーヒル

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■おすすめポイント  

 

マンダレーで登山気分

マンダレーヒルマンダレーの北側に位置する丘で、丘の上に大きな寺院が建っています。

マンダレーヒルの麓に入り口があり、そこから階段で登ります。

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ここは全体が寺院の一部で、こんなほぼ外みたいな場所を延々裸足で登っていきます。

最初はばっちいなー嫌だなーと思いますが、慣れてくるとだんだん嫌でもなくなります。

むしろそのうち裸足で登るのもいいかも! と思うようになります。

ものすごく非日常感が味わえるのでおすすめ。

 

見所が多く飽きない

マンダレーヒルは結構な距離を階段で登ります。頂上まで1時間弱程度かかるでしょうか。

しかし途中に土産物屋があったり、要所要所にこんな仏像があったり。

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これはマンダレーの街を指すブッダの像です。

その昔、ブッダはサンダームキという鬼(いい鬼)に向かって

「来世で街を作りそこの王になるだろう」

という予言を授けました。

マンダレーの地はもともと田舎で何もない土地だったのですが、

マンダレー王朝初代王、ミンドン王がサンダームキの生まれ変わりとなり、予言通り今のマンダレーに都を開きました。

ここはマンダレーの歴史とも深い関係があるのですね。

 

こんな寺院もあったり。

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展望スペースがあったり。

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日本軍の戦没者慰霊碑があったりと、見所がてんこ盛りです。

 

また、特に頂上の寺院が素晴らしく、ガラスのモザイクの装飾が大変美しいのです。

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ミャンマーの寺院は大体石造りで金で装飾されているので、ガラスモザイク装飾でこれだけの規模の寺院は他になかなかありません。

一見の価値ありです。

ちなみに、登る途中は全くミャンマー人の姿はありませんでしたが、頂上にはめちゃくちゃいます。頂上付近まで車で来ることもできるようです。

アクセス

階段の登り口はここ↓

市街地からここまではGrabか、ホテルで借りれるレンタルサイクルなどでいけます。

オススメはGrabのトゥクトゥク。(利用車種選択でトゥクトゥクを選んで呼びます)

通常のタクシーよりトゥクトゥクの方が気軽に乗り降りできて便利です。

トイレ情報

マンダレーヒルの登り口の目の前のお店で借りられます。有料で200kyat(14円程度)です。

トイレ内部はこんな感じ。

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すこーしあれなので写真小さめで。

まぁ…緊急だったら使用すべきですね。

このあたりののお店↓

 

 

 

2.クトードーパゴダ

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■おすすめポイント
  • 経典が全て刻まれた石版が壮観

 

ここにはミャンマーの王朝時代に制作された、経典がビルマ語で刻まれた石版があります。

 

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こういった石版が729個もあり、全てに経典が彫ってあります。

 

しかもこの石版、こんな感じで

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一個一個がすべてパゴダの中に収められています。

729個のパゴダが立ち並ぶ様子は想像以上の景色です。

技の精緻さと規模の大きさに感銘を受けることまちがいなし。

お気に入りの石版探しなんかも楽しそうですね。

 

アクセス

場所はここ↓

 マンダレーヒルにほど近く、西門であれば10分かからずに歩いていけます。

寺院の周りは塀でぐるりと囲まれており東西南北に門がありますが、北と南は門が封鎖されています。東か西の門から行くと良いです。

トイレ情報

東門の目の前に有料の公衆トイレがあります。200kyatくらい。

こんな感じの見た目です。

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意外と綺麗で洋式もあるのでおすすめです。

紙はないので絶対持参してください。

場所はここ↓

 

 

3.シュエナンドー僧院

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■おすすめポイント  
  • 総木づくりの珍しい建物で、木の彫刻が美しい
  • レトロな風合いの木が渋い

 

ミャンマーは石造りの建物が圧倒的に多いのですが、ここは珍しく木で作られた建物です。

ミャンマーの王が晩年を過ごしたり、冥想などに使用していた場所です。

元々はマンダレー王宮内にありましたが、郊外に移設されました。

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木の建物、あたたかみがあって、なんだかとっても落ち着きます。

ここで瞑想したくなる気持ち、分かります。

木の彫刻もよく残っていて美しいです。

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見た目も濃いめのブラウンで渋みがあり、かっこいいです。

きんきらきんだったり電飾ビカビカな建物が多いミャンマーでは珍しいです。

 

アクセス

場所はここ↓

クトードーパゴダからほど近く、西門から出でれば700mくらいで歩いて行ける距離です。

私たちはマンダレーヒル登山で疲弊したためGrab(トゥクトゥク)で移動しました。

トゥクトゥクは安いので気張らずに使えるのもいいですね。

補足:「Maha Atulawaiyan (Atumashi) Kyaungdawgyi」

目の前に大きな「Maha Atulawaiyan (Atumashi) Kyaungdawgyi」という修道院もありますので、行ってみてもいいかと思います。

外観はとても綺麗ですが中は特に何もありません。こんな感じで。

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休憩などにいいかもしれませんね。

 

 

4.マンダレー王宮

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■おすすめポイント  
  • 王朝時代の建物がよく再現されており見応えがある

 

ここはミャンマー最後の王朝があった場所です。

ここを最後に、ミャンマーはイギリスの統治下に置かれることになります。

ミャンマーの歴史上で非常に重要な場所と言えます。
オリジナルの建物はすべて第二次世界大戦にて破壊されてしまったため、現在見ることができるのは全て再建された建物です。

それでも精工に復元されており、当時の建築物の様子がうかがえます

敷地内には展望台もあって全体を見渡すことができます。

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また小さな資料館のようなところもあり、そこでも王宮の歴史や歴代王について、また当時の服装など文化面での展示も多くあります。

 

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こちらは最後の王、ティーボー王と王妃の像です。

このティーボー王、英緬戦争などで国力が弱くなっていく最中でも、先に紹介したシュエナンドー僧院で瞑想にふけっていたそう。

ミャンマー王朝滅亡の一端となってしまいました。

 

マンダレー王宮はミャンマーの歴史を辿るにうってつけの場所です。

ただ、少しミャンマーの歴史についての予備知識があった方がより楽しめる場所です。

 

アクセス

場所はここ↓

外国人は東門からしか入れません。

門をはいったあと、王宮本体まで1km弱くらい参道を歩かなければなりません。

入り口にバイクタクシーも控えていますので、脚力に自信がない方は利用しても良いでしょう。

トイレ情報

東門の前にcity martという大きめのスーパーがあります。そこのトイレが綺麗で利用しやすくおすすめです。

場所はここ↓

※王宮内にあるかどうかは不明です

 

5.ウーベイン橋

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■おすすめポイント  
  • 世界で一番長い木造橋を渡れる!

マンダレーの郊外、アマラプーラという場所にあります。

この橋は、世界最長の木造橋として有名です。

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かなり隙間などもあり、手すりもない部分も多いため、スリルがあります。

特に夕方付近は混雑しているのでうっかり落ちないように注意が必要です。

うっかりしてしまえば落ちてしまうほど狭いです。

 

おすすめはやっぱり夕方の景色

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沈む夕日が美しく映えています。

付近にはボート乗り場もあって、ボートの上から夕陽と逆光になった橋を眺めることもできます。

 

またここはカニなどの魚介の揚げ物が名物で、橋の上や手前のお土産街などでも売っています。

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生臭さなどもなく、かりかりで香ばしく、カニは少し殻が硬いですがとても美味しいです。

ちょっと衛生面は不安かもしれませんが、よく揚がっていますので是非チャレンジしてみてください。

 

夕日スポットとして有名なのですが、橋を渡るだけでも十分楽しい場所です。

 

アクセス

場所はここ↓

 タクシーで20〜30分程度です。

Grabを利用、もしくはタクシーチャーターして行く人もいるようです。

私たちはGrabで行きましたが、帰りはなかなか捕まらなかったので、安心をとるならチャーター、値段をとるならGrabですね。

補足

橋の西側から行くのがスタンダードで、観光客で賑わっています。

逆に橋を渡りきった反対側は観光客はほとんどおらず地元住民が多いです。

そのあたりにも、後述のチャウッタジーパゴダなど見どころもありますので、是非訪れてみてください。

(若者がバイクで走り回っていたり大声で喧嘩していたり少し治安が悪いような印象なので、夜は避けた方が無難です)

 

6.チャウッタジーパゴダ

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■おすすめポイント  
  • 観光客が少なくゆっくりできる
  • 運が良ければ大仏まで近づける!(男性のみ)

ウーベイン橋を渡りきった先にあるパゴダ。

ここには大きな仏像が安置してあります。

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この仏像は頬に小さいルビーが埋め込まれています。(右頬のライトが当たっている個所)

とっっっても小さいので肉眼ではなかなか見ることができません。

運が良ければ僧侶の方が仏像に登らせてくれ、ルビーを間近で見せてくれます。(男性のみ)

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わかりますでしょうか。頬のあたりにある、とっても小さいほくろみたいな点々。

これがルビーです。

他にも、こんなルビーも。

 

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これは左手の付近です。

言われてみないと絶対わかりませんね。

 

他にもいろいろな場所にルビーが埋まっているそうですので、是非探してみてはいかがでしょうか。いろいろな発見があるかもしれません。

 

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夜のライトアップも綺麗ですが、夜訪問する場合は気を付けてくださいね。

 

アクセス

場所はここ↓

ウーベイン橋を西から渡って行くのがいいでしょう。

あまり人が来ないからか、帰りにこの辺にGrabを呼んでもなかなか来てくれないことが多いです。

夜であれば安全を考慮して辛抱強く待っていた方がよいですが、昼間なら橋を戻って西側でタクシーを捕まえた方が早いでしょう。

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

バガン遺跡やインレー湖のような華やかさはありませんが、ミャンマーの歴史に深く触れられるマンダレー

王朝終焉の地で思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

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